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1/2400 水雷艇 雉 7

こんばんは。

けっこう間があきましたが、水雷艇雉の現状です。

下回りは終わってるので、船体上の細かい工作をしてます。

船首楼後端のナックルがはっきりしてなかったので、強調するように修正しました。

資料を見比べてたら、舷窓は竣工時と就役時の差ではなく右舷と左舷で位置や数が違っているのに気付いたので左舷の舷窓の位置と数を少し修正してあります。




0.1mmくらいに伸ばした伸ばしランナーを短く切って
下回りの工作の時にいったん撤去したボラードの復活に使用します。
船体側に0.15mmの穴を開けて合計12
本埋め込みました。



0.3mmの真鍮パイプに0.1mmの洋白線を差し込んで少し削ります。
これは、艦首部の甲板に差し込んでキャプスタンにしました。



取り付けた様子です。
キャプスタンの他に0.1mmの真鍮線を埋め込んでライジングビットにしています。
ちょっと分かりずらいですが、舷側に2個ずつ立ってる白い突起がボラードです。
やはり一時撤去してた排水用の樋も付け直しました。
スパンウォーターは溝で表現してましたが実際には少し立ち上がってるので例の細線を埋め込んでみました。



ここへ来て 構造物がまったく無いのは寂しいので、煙突基部をプラプレートとプラストライプを張り合わせて削り出しました。

この部分、ピットロードの1/700ではかなり丸みのある断面 ポーランドの1/200ペーパークラフトではエッジの立った箱型断面とかなり違いがあって
複数の図面と写真を見比べた結果どちらでもなく角に丸みのある箱型断面ということに決めました。



下地の塗装をして



船体に載せるとこんな感じです。



全体の塗装の調子をとりあえず合わせました。



リノリウム押さえは筋彫りで軽く記しをつけてただけで、それだけだと弱いのでやはり例の細線を張り付けて表現してみましたが 仕上がりはまた次の艦に向けて研究の必要ありです。




竣工時にしてはちょっと汚しすぎた気もしますが、まあこれでよしとします。
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コメント

No title

0.1ミリとか寸法の基準がどうかしてます…。

No title

おはようございます。
ボラードって私の船では「プラ片をチョンとくっ付けてるだけのアレ」ですよね(笑)
ここにきて舷窓の数を修正しようとするこだわりもまた素晴らしいです。そもそも普通このスケールでは窓開いてません(笑)

No title

どんな視力をお持ちですか!五円玉が信じられません

No title

> Mighty Oさん おはようございます。
このスケールだと細部はちょっと寸法が違っても収まらなくなってしまいますので、それなりに気をつかいます。

今回の煙突基部の構造物も、最初微妙に計算を間違っていて思いがけず手間取ってしまいました(笑)。

No title

> 三軒茶屋さん おはようございます。

ボラードは前回の艦では省略したのですが今回はなんとか出来そうだと思ったのでやってみました。
でも 掲載後にちょっと曲がってるところがあるのに気付いたので、少し修正しました。

舷窓についてはそのままにしようかとも思ったのですが、やはり気になったので船首楼後端の修正と合わせて直してみました。

No title

> 呉クレタコラさん おはようございます。

視力的には、幸か不幸かかなりの近眼です(笑)。

近いところの小さいものはけっこう見えるので、今のところ近眼用の眼鏡を外せば全ての作業が肉眼で出来ます。

No title

こんばんは。
このサイズの5円玉なら、稲穂に実っている米粒の数が数えられます(笑)。それだけ制作されている部品が小さいということですね。

初歩的な質問で申し訳ありませんが、今回で言うと煙突の接着面の角って、制作していると角が取れてきませんか?角が取れずに上手く均す方法ってありますか?

No title

> こーいちさん こんばんは。

小さな部品の加工は、ちょっとした手のブレでエッジがダルくなりがちでなかなかの悩みどころですよね。

小さな面にペーパーがけする時は細い角材や板にサンドペーパーを両面テープで貼り付けてなるべく均一に当たるようにしてます。
力を入れすぎないようにも気を付けてます。
デザインナイフの背側で面を整えてからペーパーがけすることもあります。
あと、小さな面を整える時は削りすぎないようにわりと細かな番手からスタートしてます。

とは言ってもなかなか思ったようにいかなくて苦労してます(笑)。

今回は構造物両脇の斜めの部分を削り足りなくて微妙に幅が広くなってしまいました。
計算したら他の部分との兼ね合いもなんとか収まりそうなのでこのまま行きます。

このスケールだと0.125mmの誤差で実艦に直すと30cm 0.25mmだと60㎝もの差になるので、できる範囲で気を使おうと思います(笑)。

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Author:まるねるど
小さい模型や小さい木彫など